異常性癖の種類ってどんなものがある？性癖が異常な原因や深層心理なども徹底解説！

「自分の性癖って異常なの？」
「自分の知らない性癖を知りたい！」
「恋人が異常なんだけどどうしたらいい？」

この記事を読んでいる方はこんなことを気になっているかもしれません。

異常性癖は恋人に知られたらドン引きされてしまいそうだったり、逆に恋人の異常性癖をどう受け止めるべきか分からないなど、ナーバスな問題ですよね。

この記事では、そんな異常性癖に漠然とした不安や興味がある方のために

などを紹介しています。ぜひご覧ください！

また、特殊な性癖を他人にさらけ出すのはかなりリスキーですし、パートナーを探すのはかなり難しい問題ですよね…

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「性癖」本来の意味に性的な意味はありません。しかし一般的に性的な意味で使われることが多いです。

そのため「異常性癖」は、普通の人が興奮しないことに対して興奮する特殊な嗜好として使われています。

性癖と「フェチ」を同じ意味で使ってしまう人もいると思います。しかし、フェチ（フェティシズムの略）は、身体の一部分・物に対して性的興奮を覚えるという意味です。

一般的に「〇〇フェチ」という形で「足フェチ」や「手フェチ」、「匂いフェチ」などといった使い方をされます。自ら公言する人もいます。

いっぽう、異常性癖は先ほどの通り「一般的に性的興奮を持たないこと」に対して興奮することです。ポジティブに公言しづらい偏った好みであることが多い印象です。

公言しづらい、人に言いにくい偏った好みである異常性癖をどのようなことが原因で持つようになるのでしょうか。

異常性癖を持つようになる代表的なキッカケを見ていきましょう。

異常性癖を持つようになる代表的な原因の一つは、幼少期のトラウマです。

例えば幼少期に肉体的虐待を受けていたり、ネグレクト（無視）や愛情を注いで貰えずに成長したりすると、その生活環境が後に異常性癖を持つ原因になりやすいと言われています。

異常性癖が原因となる犯罪やトラブルを犯してしまう人の幼少期を調べてみると、幼少期にトラウマを抱えているケースが多いようです。

ふとしたキッカケで幼少期のトラウマが異常性癖に変わることもあります。

思春期に観たアニメや映画が影響で異常性癖を持つこともあります。

特に思春期は思想や性意識が形成される時期でもあるので、刺激的なシーンをキッカケとして異常性癖を持つようになります。

あくまで一例ですが、女性を叩くシーンや無理やり襲うシーン、ろうそくやムチを使い恍惚（こうこつ）な顔を浮かべさせるシーンなどです。

アニメや映画を通し、このような日常では受けることがない刺激を受けることで、それが性的興奮と結びついてしまうことがあります。

思想や性意識が形成される思春期だからこそ、異常性癖を持ちやすいと言えます。

過度なストレスは、子供のうちも大人になってからも異常性癖を持つ原因になり得ます。

特に真面目な人は要注意です。仕事などでとても忙しく、ストレス発散を上手く出来ないでいると、自分をストレスから解放するために異常な性癖に走るケースがあります。

バリバリ働き男性からも女性からも尊敬されるような人が「赤ちゃんプレイ」のような異常性癖でストレスを発散させたり、「野外露出」することで開放感・ドキドキ感を味わったりするのです。

ときどき運動をするなどして、ストレス発散をするよう心がけるのが良いでしょう。

一般的な性的刺激では満足できず、さらなる刺激を求めます。そのため普通の人が興奮しないような異常な物や異常な事に刺激を感じ求めるのです。

性に対する好奇心が旺盛だと、異常性が高い刺激を求めてしまいます。

そして一度刺激の強い経験をし興奮を覚えると、次はさらに強い興奮を得ようと異常性癖を発展させていくのです。

「やってはいけないことをする」という背徳感に興奮を覚える人もいます。不倫などもこの背徳感が刺激となっているケースがあります。

ダメなことをやっているというドキドキ感が性的興奮に繋がると感じる人も多いようです。

ドキドキ・ハラハラを味わうために、徐々に行動が過激になってしまうこともあるので注意が必要です。

相手を支配することに興奮を覚える人もいます。人を自分のいいなりにする支配欲が快感に繋がるケースです。

自分を優位な存在にすることで生じる優越感が興奮に繋がるようです。

この「相手を支配したい」という欲求が強くなると言葉による精神的支配だけでなく、暴行などによる肉体的支配へとエスカレートしてしまう傾向があります。

異常性癖を持つ人は、周りに自分の性癖を言えずに我慢していることが多いようです。そのため、深層心理では自分の性癖を理解してくれる人を求めています。

「秘密を共有することで我慢から解放され、気持ち良くなりたい」「秘密を共有することで仲良くなりたい」「パートナーに秘密を明かして一緒にプレイを楽しみたい」このように考える人もいます。

性癖を人に言えず我慢しているため、「自分を理解し受け入れてもらいたい」という欲求が根底にあるようです。

一般的に「露出狂」と呼ばれる「露出性愛」は異常性癖の一つです。

露出性愛には主に二つのパターンがあります。裸を露出している自分に興奮する（やってはいけないことをする）パターンと、裸を人に見られることに興奮するパターンです。

もしあなたが露出狂に出会ってしまった場合は、変に刺激をしてはいけません。逆上する人もいるので助けを呼んだり、その場から逃げたりするようにしましょう。

「ロリコン」と呼ばれる「少女性愛」は、人には言いにくい異常性癖の一つです。

小さな女の子に性愛を求めるロリータコンプレックスは、抵抗のできない小さな少女が性愛の対象となるため犯罪に繋がりやすいのが特徴です。

少女性愛者が欲求を抑えきれず理性が欲求に負けてしまうと、少女に性的なイタズラや一方的な性欲をぶつけてしまうことになります。

ロリコンが露見する時は犯罪を犯したとき……となりやすいため、社会的に理解されにくい傾向があります。

「幼児行動性愛」はいわゆる「赤ちゃんプレイ」愛好を指す性癖です。

職場では誰しも憧れるような仕事の出来る男性などが、抱え込んだストレスやプレッシャーを解放する手段として幼児行動性愛者となることもあります。

性行為中に赤ちゃん言葉を使って甘えたり、おしゃぶりやおむつをつけることに興奮を覚えたりします。

犯罪には繋がりにくい異常性癖ですが、他の方法でストレスを発散させることが出来ればよいですね。

いわゆる性癖の「ドS（サディスト）」を表す「加虐性愛」は、相手に苦痛を与えることに興奮を覚えます。

パートナーとプレイを楽しむ多少のスパイスとしてはおおむね理解されますが、その度合いが異常になると加虐性愛として、他人を傷つける行為に繋がります。

特にパートナーが、後述する被虐性愛を持っている場合は注意が必要です。プレイを進めるうちにお互いの興奮が抑えられなくなり限度を超えてしまう場合も。

また、幼い頃に虐待を受けていたりすると、そのトラウマが原因で人を傷つける行為に興奮を覚えてしまうこともあるようです。この場合は精神的な障害が伴っている可能性があるので注意が必要です。

加虐性愛の逆にあたる「被虐性愛」は、相手に苦痛を与えられることに興奮を覚えます。いわゆる「ドM（マゾヒスト）」です。

パートナーが軽度なSとMであればプレイを一緒に楽むことができますが、異常性を持っていると危険な行為へとどんどんエスカレートしてしまうので注意が必要です。

節度を持った被虐性愛で満足できないようでしたら、大きなトラブルにならないよう一度カウンセリングを受けることをおすすめします。

「窃視性愛」はのぞきや盗撮などに興奮する異常性愛です。

のぞき行為など「やってはいけないことをしている」という背徳感に興奮を覚えるようです。

しかし、のぞきや盗撮は犯罪です。個人の趣味の範囲を越えてしまい被害者を生んでしまいます。犯罪行為であるという自覚をもって他のことに興味を持てるよう努力が必要です。

死んだふりをした異性に興奮するという「擬似死体性愛」という異常性癖もあります。

死体と性行為をすることは倫理的にも精神的にも難しいのが普通ですが、そのタブーな行為を死んだふりをした異性と行うことに興奮を覚える異常性癖です。

プレイ自体に犯罪性はありませんが、健全とは言い難い嗜好でしょう。

行為がエスカレートしないように注意が必要です。

首絞めプレイに興奮をする「窒息性愛」はSMプレイの一種とも言えます。

加虐性愛、被虐性愛の両方を満たし、また首を絞めることで脳への酸素供給量を減らし仮死状態になることに興奮を覚えます。

窒息状態に陥る危険のある行為のため、パートナーが求めてきた場合は相手を逆上させないよう言葉を選んで断りましょう。

排泄行為に興奮をする「尿性愛」というものがあります。

パートナーが尿をする姿を見られて恥ずかしがる様子に興奮をする人や、尿そのものに興奮する人がいます。

前者の場合はパートナーが恥ずかしがる姿そのものに興奮をしているため、比較的異常性癖としての危険性は低いと言えますが、後者の場合はかなり異常な性癖ですので注意が必要です。

もしあなたが異常性癖を持っている場合は、パートナーを探すことが難しいと感じているのではないでしょうか。

彼女やセフレに自分の性癖を打ち明けたら引かれてしまうのではないか……という不安もあると思います。

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パートナーの要望を受け入れることだけが愛情の表し方ではありません。嫌なものは嫌、ダメなことはダメとはっきり断りましょう。

その上で、それでもあなたに自分の性癖に付き合うよう押し付けるようであれば、それはあなたを愛しているということではなく、「自分の欲求を満たすことしか」考えていないということです。

大きなトラブルに発展してしまう前に別れを視野に入れるのが賢明でしょう。

異常性癖の中には、先ほど紹介したように命に関わるものもあります。

例えば加虐性愛は度を越すと大けがに繋がりますし、窒息性愛は文字通り窒息し命を落とす危険もあります。性愛というとマイルドに聞こえますが、ストレートに言えば「暴行」なのです。

パートナーの要求がどんどんエスカレートしていくようなら、たとえ彼氏であっても彼女であっても危険を甘受してはいけません。

事故や事件になる前に距離を置き、別れを検討するのが賢明でしょう。

異常性癖は「精神疾患」という立派な病気に分類されます。

他人に迷惑・危害を加えない性癖ならまだ良いですが、露出性愛や少女性愛、窃視性愛などは犯罪に繋がる可能性があります。最悪の場合、逮捕されてすべてを失うことにもなりかねません。

異常性癖が原因で罪を犯す衝動を自分では抑えられないという人は、適切な治療を受けた方がいいでしょう。

異常性癖を治したい人、パートナーの異常性癖に悩んでいる人はカウンセリングを受けてみましょう。

特に犯罪に繋がるような異常性癖を持っている方は、直ぐにでも専門家のカウンセリングを受け治療することをおすすめします。

異常性癖を治すことで新しい趣味を見つけたり、出会いの幅が広がったりと明るい未来が見えてくる側面もあるでしょう。

もしあなたがパートナーの異常性癖に悩んでいる場合は、パートナーとしてご自身で医師に相談してみるのもおすすめです。

カウンセリングの他に、具体的な治療として薬物療法があります。

薬物療法により性的欲求を減少させることで興奮を抑えたり、気持ちを落ち着かせたりする効果に期待できます。

衝動を抑えられた成功体験から、徐々に快方にむかうケースも少なくありません。

犯罪など人に迷惑をかけてしまう異常性癖がある場合はカウンセリングを受け、薬物療法などで治療に専念するのがよいでしょう。

異常性癖を治すことで新たな出会いが生まれたり、これまでとは違う楽しみが見つかったりする可能性があります。

また、犯罪にならないような性癖であれば、同じ趣味・嗜好の人がいる場所で、一緒に楽しんでくれるパートナーを探すのがおすすめです。

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